旅日記

2014年9月16日(火)保土ヶ谷→戸塚へ 15.9km

掲載日:2014.09.16

2014.9.16 相鉄・天王町朝8時スタート。駅前には「歴史の道 旧東海道」のわかりやすい案内板。
 すすむと「問屋場跡」の説明文。それによると「宿場の公的な業務のうち、幕府の公用旅行者や大名などの荷物運搬、書状等の継飛脚、大名行列の宿泊手配などを担っていた施設」。静かな町並みをいくと、金沢横町道標四基。「かなさわ、かまくら道」天和2年(1682)などが並べられている。近くの東海道線踏切は、事故のため40分以上あかずの踏切。人と自転車など待ちくたびれだ。やっと踏切を渡ると保土ヶ谷宿本陣跡、屋根つきの通用門がある。旧宿の旅籠(本金子屋・建坪79坪)は連子格子つくりだ。
 品川からはじめての急な坂道・権田坂にのぼる。両脇は民家とマンションが並ぶ。下りの左には投込み塚の碑。その昔、往還に倒れた人々の骨があったという。さらにすすむと立場茶屋の案内板。堺木地蔵尊でお参り。このあたりは武蔵と相模の国境。
 この地蔵尊から大通りをくだったのが間違い。東戸塚駅へ歩いたが、めざす一里塚がみあたらない。地元の人にきくと道を間違えた。やっと細い道に品濃一里塚。日本橋から9番目。道の両側の塚がともにほぼ当時の形で残っているのは神奈川県内ではここだけという。塚の上にはエノキや松があり、旅の目印や休憩場所にもなった。旧品濃坂を下りると国道と高層ビル。
 戸塚駅へすすむと益田家のモチの巨木。ここでまた道に迷う。伝説・首洗いの井戸はまたもや近所の人に井戸まで案内していただく。国道1号線にでてブリヂストン横浜工場をながめて、ダイエー近くに見付跡の碑。見付とは宿場の出入り口。宿役人がここで出迎えた場という。しゃれた欄干の吉田大橋を渡って、JR戸塚駅へ。きょうは旧東海道と国道の分かれ道で何回も行ったり来たり、何人かの人に道案内をお願いした。

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